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    ワシントンの敵は「存在しない」

    • 2011.11.17 Thursday
    • 22:38
     弥勒菩薩ラエルのコメント:
    アメリカ合衆国の巨大な軍事産業は、たとえ架空のものであっても、
    新たな敵を生み出すために出来る事なら何でも行うだろうということを明らかにし、
    私はソビエト連邦が消滅した直後にその事を告げました。

    RAEL'S COMMENT: I said it right after the USSR disappeared, explaining
    that the big military industries of the United States will do anything
    they can to create a new enemy, even an imaginary one.


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    ■ワシントンの敵は「存在しない」
    (Washington’s enemy ‘doesn’t exist’:11月15日英語版配信分)


    Source: http://rt.com/news/us-muslim-policy-sheuer-895/

    2011年11月9日


    自分たちの自由や生活様式を守ろうと、アメリカ人の殺害を目的とするイスラ
    ム人という敵が単に存在しているからではなく、純粋にワシントンのイスラム
    世界における政策のおかげで、アメリカ人は世界中のテロリストたちの標的に
    なっている、と元CIA要員は主張している。

    『Through our enemies' eyes』の著者で歴史著作家のマイケル・ショイアー
    氏は、2004年までの20年間にわたって政府機関に勤め、一時はCIAの「ビン
    ・ラディン部隊」のチーフも務めた経歴の持ち主だが、その彼が、イスラム過
    激派のようなアメリカにとっての最大の敵は決して存在せず、ビン・ラディン
    は今も昔も生きてはいないと語る。

    イスラエルのロビー活動がアメリカを戦争へと引きずり込んでいる

    著者によると、実のところ「この(対イスラム)戦争を引き起こしているのは
    アメリカの対イスラエル関係にあり」、このことをアメリカ人が認めるまでは
    「我々がこの敵に打ち勝つことはない」という。

    マイケル・ショイアー氏は、米国を戦争へと引きずり込んでいるのは、アメリ
    カ国内でのイスラエルによるロビー活動だと考えているのだ。

    「国家としてのイスラエルそのものには問題はありません。真の問題とは、米
    国内にいるユダヤ系アメリカ人コミュニティーの指導者たちなのです。彼らは、
    我々の関心事ではない事柄にも、イスラエルを支援するよう議会に影響力を行
    使し、買収を図るのです」

    「アメリカの政界は、二つの事柄の板ばさみになっています。彼らは極度にイ
    スラエルを支持し、その信条においてマルクス主義者でもあります。あらゆる
    場所、あらゆる人々、あらゆる時間において、民主主義が広まるのは不可避な
    ことと考えているのです」

    このように評する元CIA要員はさらに、イスラエルを守りたいという彼らの
    欲求に対して、米国政界は何が本当の事なのかが分からない状況に陥っている
    とも述べる。

    ▼イスラム過激派は利することになる

    マイケル・ショイアー氏は、チュニジアやリビア、エジプトなどアラブの春が
    巻き起こった国々では、「多少なりとも西側のものに似たような民主主義には
    ならないだろう」と指摘する。

    それと同時に、急進的なイスラム教徒たちは、イスラム世界で生み出されてい
    る混乱のおかけで、アラブ諸国を飲み込む混沌から恩恵を受けることになるだ
    ろう、とも語る。

    彼によると、特にアフリカを基点とするイスラム教徒のさらなる過激派グルー
    プの出現は、銃器の入手がより容易になりつつあることから避けられないだろ
    うという。

    無数の武器の絶え間ない流通や、上記の国々で開放された刑務所によって、世
    界中のイスラム教徒グループが強化された、とショイアー氏は考えている。

    「要するに、彼ら(米国政界)の世俗的民主主義を追い求める思慮のない追求
    は、この地域そして恐らくは世界中の安定を危険にさらしています」と語る。

    ▼もしシリアがイスラム教保守派に屈したら−イスラエルは衰退するだろう

    シリア国内の状況に関してはと言うと、米国によって不当に干渉を受けてきて
    いる。

    「彼ら(シリア人)が米国大使を国外退去させるまでは、シリア政府を転覆さ
    せるために各グループを励まそうと、大使は国内中を奔走していました。それ
    は米国、ロシア、中国あるいは英国などの外交官が担う役割ではありません。」

    シリア人たちは、政府に狙撃されるかもしれないという事を気にとめることも
    なく、「冷酷にストリートへと駆り立てさせられた」

    著者は、ヒズボラを伝統的に支持しているシリアを引き合いに出し、この国は
    アメリカではなく、本来はイスラエルが関心を寄せる地域であるとする。

    「シリアは米国が関心を寄せる国ではありません。私が少年の時から、皆はシ
    リア人を恐れていましたが」と冗談混じりで語る著者は、「地図を眺めれば、
    このあまり騒ぎ立てないシリアと呼ばれる国が、米国の脅威になり得るなど想
    像もつきません」と話す。

    ショイアー氏によると、アメリカがシリアで成功を収めて起こり得る事をはっ
    きりさせるならば、「これはアメリカの指導者たちの思考に潜む二分法[訳注
    :物事を基準に従って二つに分けてしまうこと]の新たな良い事例になります。
    なぜならば、私たちはシリアの民主化を求めていますが、もしアサド大統領が
    失脚すれば、イスラエルの安全は急降下することになるのですから」

    ▼イラン対策を米国に講じさせるイスラエル

    マイケル・ショイアー氏は、アメリカの「対イラン計画」はイスラエルの計画
    次第であると明かす。

    「共和党も民主党も共に、自分たちの手を離れてイスラエルがイランに攻撃を
    かけることを極端に恐れています。もしイスラエルがイランを攻撃すれば、関
    与していようがいまいが、アメリカが容赦したとして非難を浴びることになる
    のです」

    「私たちは今、テヘランとのある種の衝突に対して、ゆっくりと、ほとんど進
    展のない状況を目にしています」

    [イランが]メキシコの麻薬カルテルの助けを借りて、米国にいるサウジアラビ
    ア大使の暗殺を企てたという主張を「喜劇的騒動」だと呼ぶ彼は、サウジアラ
    ビアを支配する家系の一員でもない者を殺害するために、イランが米国やイス
    ラエル、そしてNATO加盟国の大半を敵に回して戦争をするリスクを犯すなどと
    は、非常に信じがたいと述べる。

    「民主主義は皆にとってより良いものである、という考えを彼らは表明してい
    ますが、真実はというと、50年間にわたるアメリカや西側諸国の中東地域にお
    ける外交政策は、原油の入手をもたらす圧政の維持にありました。そのことが、
    イスラエルや迫害されたイスラム教徒たちが私たちを守るにあたって、庇護を
    もたらしていたのです」

    道の傍らで進行していたそういったあらゆることが、この著者に気づきをもた
    らし、イスラエル人を想起させ、自分たちの安全保障にとって民主主義はよく
    ないことなのかもしれない、とまず気づくことになった。

    ▼「リビアは反米国になるだろう」

    戦争で混乱しているリビアについての質問への回答として、著者は次のように
    指摘する。この国は、ソビエトとアフガニスタンで戦ったイスラム教徒たちが
    いることで有名であり、しかもその同じ男たちが、イラクや更にはアフガニス
    タンにおいてもアメリカと対戦していたと。マイケル・ショイアー氏は、リビ
    アがテロリストたちの温床国になるかどうかは分からないが、「明らかに反ア
    メリカや反NATOになるだろう」と話す。

    ▼「我々は宗教戦争を戦っている」

    大多数の人々は十分な教育を受け、技術的に進歩しているにもかかわらず、
    「アメリカは常識に欠けている」と主張する元CIA要員は、米国は過去20年
    にわたり、敵を創出して安全保障を危険にさらすことにかけては非常に有能な
    国であった、と主張し続ける。過去4代にわたるアメリカ大統領たちは、米国
    が海外で行う戦争は、気の狂った連中と向き合ったものであり、決して宗教戦
    争ではないと民衆に向けて語り続けてきた。

    「私たちは確実に宗教戦争を戦っています。そして私たちがそのことに気づけ
    るようになるまで、打ち破れるようには決してならないのです」とショイアー
    氏は結論づける。

    「この先50年間、中国人たちにこれら(イスラム教徒の)人たちに対処しても
    らいましょう。私たちは十分にやってきました。でもその時期は、アメリカ人
    には分かりようがありません」

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